耐震基準適合証明書のメリット(中古物件の住宅ローン減税)

築年数が、戸建ては20年以上・マンションは25年以上の物件で「住宅ローン控除」を受ける場合は、瑕疵担保保険に加入しているか、引き渡しまでに耐震基準適合証明書を入手する必要があります。(引き渡し後に耐震工事をする場合は引き渡しまでに仮申請が必要です)

昨日、決済引き渡しをした物件は、  築25年で個人が売主でした。売主さんにお願いして引き渡し前に「耐震基準適合証明書」を取得できました。

 

「耐震基準適合証明書」のメリットは、

1.登録免許税が安くなる(建物の所有権移転登記2%が0.3%:抵当権設定0.4%が0.1%)

2.住宅ローン減税が適用される。

3.不動産取得税が減税

4.地震保険料が10%引き

5.家屋の固定資産税が1年間1/2(耐震工事した場合のみ)

今回は耐震工事不要でしたので、取得したことによる金銭的メリットが大きかったです。

因みに耐震工事が必要な場合、工事費がおおよそ100~150万円程度かかりますので、費用対効果を考える必要があります。

 

※ポイント

個人が売り主の中古物件を購入の際は「耐震基準適合証明書」を取得できるか確認しましょう。