諸費用と不動産仲介料

不動産売買の諸費用はいくらかかるのか
不動産売買の諸費用とは

家を売るとき買うときには、物件以外に諸費用がかかります。ここではどんな費用が掛かるのか確認しましょう。    

•固定資産税
固定資産税は、毎年1月1日(賦課期日)現在の土地・家屋および償却資産(これらを固定資産と言います)の所有者に対し、固定資産の価格をもとに算定される税額をその固定資産の所在する市町村が課税する税金です。

•都市計画税
都市計画税とは、原則として市街化区域内の「土地・家屋(償却資産を除く)」を所有している者に課税される「地方税のうちの市町村税」のことで、納付された税金は「公園・道路・下水道などの都市計画事業・土地区画整理事業など」に充てられる目的税です。

•仲介手数料
戸建、マンションともに物件を売買すると不動産業者に、成約価格(消費税を含まない価格)に応じた手数料を支払います。
宅地建物取引業法の「報酬額の規制」により決められており正確には下記の通りです。

①売買代金が200万円以下は【成約価格の5,5%】
②売買代金が200万円超400万円以下は【成約価格の4,4%】
③売買価格が400万円以上の時は【成約価格の3,3%】

物件価格400万円以上の仲介手数料は「売買価格×3%+6万円」×110%(消費税)で計算できます。

•登録免許税
土地・家・マンションなどを売買したときには、自分の権利を明らかにする為、所有権の保存登記・移転登記などをします。
または、銀行等からお金を借りる場合にも、抵当権、根抵当権の設定登記をする事になります。
登記をするときに「登録免許税」という税金がかかります。

それでは、実際に家を購入する場合を見てみましょう。

新築建売の諸費用はこれくらいかかります

例)新築戸建 2350万円を購入

住宅ローン借入2500万円:内訳(物件2350万+諸費用150万)とします。

《売買契約と住宅ローン契約の費用》
①印紙税(売買契約文書作成分      10.000円
②印紙税(住宅ローン分)         20.200円
小計                  30.200円

《登記と引き渡しにかかる費用》(登録免許税と調査士・司法書士の手数料)
③ 土地家屋調査士費用(表示登記)約90.000円

④司法書士費用(登記抵当権設定)約250.000円

 ⑤固定資産税等清算金 約10.000円(日割りで変動します)
⑥不動産屋の仲介手数料           841,500円 
 小計                 1,221,700


《住宅ローンと火災保険費用》
➆ローン手数料               33,000円(銀行手数料) 
⑧ 保証料、保証会社事務手数料       550,000円(保証会社手数料)
 ※団体信用生命保険料は0円とする
⑨火災・地震保険料(一時払い)      350.000円
 小計                  933,000円
《オプション・引っ越し費用》
⑩家具・家電・オプション等        300.000円

⑪引っ越し代               100.000円
  小計                   400.000円

総計               25,547,000円

おおよそですが、2350万円の新築住宅を購入した場合は、約255万円の諸費用がかかります。

※物件価格の約10%程度の諸費用が必要となります。

※諸費用のなかで一番ウェイトを占めているのは仲介手数料です。

不動産仲介業者に支払う仲介手数料は、(売買代金の3%+6万円)+消費税となり、この例では約84万円です

あくまで法律で決められた手数料の上限額ですから、これ以下で購入出来ればお得になります

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まちの不動産桜コンサルティング