
変動金利は(短プラ+1%)で決まります
殆どの方が利用する変動金利で説明します。
短プラとは短期プライムレートを略したものです、各銀行のホームページ、主力銀行のレートは日銀のホームページに記載されています。
主力銀行の短プラは1.875%です(2025年4月現在)。これに1%を足すと2.875%となります。
基準変動金利は2.875%のところが多いですが銀行によって異なります。
基準変動金利から差し引きされて実行金利が決まります
実行金利は、各銀行が金利差し引きをして決まります。短プラが上がっても住宅ローンの集客のために金利競争は続きます。
埼玉で一番利用者が多い埼玉りそな銀行さんの住宅ローン。
2025年4月現在、埼玉りそな銀行さんの変動金利最優遇は0.64%です。2.875%から2.235%の優遇差し引きを受けられる方はこの金利です。
実際は、事前審査の際に年齢・年収・借り入れ額・自己資金の額・過去のクレジット状況と審査して決まります。
審査によっては、差し引き無という回答が出ることもあります。

ローン申し込み前に金利優遇の条件を確認しましょう。
銀行の提示する条件をクリアできるかどうかで金利が変わります。
例1:埼玉りそなさんの場合は、
《条件1》通常金利から年0.050%引き下げ、以下の3つの条件を全て満たす方
1.りそな住宅ローン事前審査WEB申し込み
2.りそな住宅ローンマイページによる正式審査申し込みの利用
3.りそな住宅ローン電子契約サービスの利用(非対面電子契約、店頭電子契約のいずれも可)
《条件2》下記のうち、いずれか一つを利用で、年0.030%を引き下げ
・給与振り込み
・りそなデビットカード(プレミアム)の契約
・りそなクレジットカードJCBゴールドの契約
条件1と条件2を両方達成で、年0.640%を適用となります。
例2:川口信用金庫さんは
出資金1万円を拠出したうえで
1.カードローンの契約
2.クレジットカードの契約
3.給与振り込み又は公共料金2つ以上口座引き落とし
※3つ条件が付きます。(20歳未満はカードローン契約ができない為2と3だけになります※住宅ローンは18歳から借入可です)
何も条件が無い銀行もあります。接客をしていると「公共料金はクレカで払いたい」「給振は会社指定が変えられない」等のお話を伺うことがよくあります。
《この記事を書いた人》
桜コンサルティング代表 菅 弘之
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー(二級FP技能士)
メール・LINEでいつでもお問合せ下さい
埼玉県の不動産屋です。わかりにくいことをわかりやすく、安心安全な不動産取引を実現します。「買いたい」「売りたい」いずれもご相談ください。
新築一戸建ては仲介手数料無料でOK。アットホーム・SUUMO等の掲載物件、他業者様の現地販売物件等、お気軽にお問合せ下さい。
〈前の記事 次の記事〉