
2026年、いよいよ本格的な「金利のある時代」へ
これまで続いていた超低金利環境が、明確な節目を迎えています。日銀は2024年にゼロ金利を解除したあと段階的に利上げを行い、2026年6月には政策金利を1.0%程度に引き上げました。
これを受けて、多くの銀行が住宅ローンの「変動金利」の基準となる短期プライムレートを引き上げています。実際の返済額への影響は今年の秋以降に見直され、来年(2027年)の返済分から本格的に変わってくる見込みです。「いよいよ金利が動き出したな」というのが、2026年現在のリアルな状況です。
賃貸の家賃も「過去最高値」を更新中…だからこそ家を買い時?
「金利が上がるなら、今は買うのをやめて賃貸のまま様子を見ようかな」と思う方もいるかもしれません。しかし、実はいま、賃貸の家賃も全国的に値上がりが止まらない状態です。
2026年の春、大手不動産ポータルサイトの調査では、全国すべてのエリア・すべての間取りで家賃が前年を上回るという、過去にない事態が起きています。もちろんここ埼玉県内でも、ファミリー向けやカップル向けの家賃は過去最高値を更新し続けています。
建築コスト(木造の平均坪単価もいまや80万円台が目安です)や家賃がこれだけ上がっているからこそ、「厳しいけれど、家賃を払い続けるよりは、今のタイミングでマイホームを」という選択は決して間違っていません。
今の時代、変動金利か固定金利か
これまで新規で借りる方の約9割が選んでいた「変動金利」ですが、これからは「金利が上がること」を前提にした慎重な計画が必要です。
代表的な固定金利である「フラット35」は、金利そのものは上昇傾向にあるものの、省エネ性能などの優遇措置(子育てプラスなど)を活用すれば、当初の10年間などの金利を大きく引き下げられるケースがあります。固定金利を検討される方は、ご自分と購入する家が優遇対象になるかを必ず確認しましょう。
もし変動金利を選ぶ場合は、「金利が上がっても無理なく返済していけるか」というシミュレーションが不可欠です。
自己資金を上手に用意しましょう
これまでは諸費用まで丸ごと借りる「フルローン」が主流でしたが、これからの時代は自己資金(頭金)の使い方がポイントになります。
最近は「自己資金を2割入れると金利が優遇される」というローンがさらに増えています。そこまで用意できない場合でも、「物件価格まではローンで借りて、諸費用(登記費用や仲介手数料など)は自己資金で賄う」という形にするだけで、銀行からの融資条件がぐっと良くなることが多いです。
お家の予算は「年収の6倍」をひとつの目安に
春闘での賃上げのニュースも耳にしますが、日々の物価高もあり「使えるお金が増えた」という実感はなかなか持ちにくいですよね。
住宅ローンは、審査上は年収の8〜9倍近くまで借りられてしまうこともありますが、金利上昇リスクがある今、無理のない借入は「年収の6倍くらいまで」(年収500万円なら3000万円)を目安にするのが安心です。
新築一戸建ては値上がりが続いていますので、「この予算じゃ希望の駅で買えない…」という壁にぶつかるお客様も本当に多いです。そんな時は、以下の視点で視野を広げてみてください。
-
新築にこだわるなら、立地や駅からの距離、間取りなどの優先順位を見直してみる。
-
「この駅周辺」「この学区」が絶対に譲れないときは、予算に収まる「状態の良い中古住宅」をあわせて見てみる。
まとめ
-
家賃も建築費も上昇中! 悩む時期ですが、マイホーム購入の動機としては今も十分に買い時です。
-
ローン借入は物件価格までを目指し、諸費用は自己資金を用意すると金利面で有利になります。
-
今後の金利上昇を見据え、借入額は年収の6倍までをひとつの目安に。
-
新築だけにこだわらず、中古住宅+リフォームという選択肢も視野に入れてみましょう。
ひとりで悩まず、まずは「今のリアルなシミュレーション」をしてみませんか?
2026年の住宅市場は、金利も家賃も建築費も動き、これまでの「当たり前」が通用しない時代になっています。ネットの情報だけを見て「今は無理かな…」と諦めてしまうのは非常にもったいないです!
あなたの年収や自己資金の場合、
-
本当に無理のない借入額はいくらなのか?
-
変動と固定、どちらのプランがライフスタイルに合っているのか?
-
希望のエリアで、予算内に収まる「掘り出し物の中古物件」はあるか?
桜コンサルティングでは、宅地建物取引士と2級FP技能士の視点から、お客様一人ひとりに合わせた「失敗しない資金計画」を完全無料でアドバイスしています。
強引な営業は一切いたしません。「ちょっと計算してほしい」「まずはLINEで相談したい」という気軽な気持ちで大歓迎です。一歩先のアクションが、理想のマイホームへの近道になります。
▼ 下記のLINEまたはメールフォームから、どうぞお気軽にご相談ください!
メールはこちら
【この記事を書いた人】
桜コンサルティング 菅 弘之 宅地建物取引士・2級ファイナンシャルプランニング技能士
埼玉県幸手市の不動産屋です「わかりにくいことをわかりやすく」を心掛けています。お気軽にご相談ください。
ブログは実務で感じたことをお伝えしています。
〈前の記事 次の記事〉
