
今なぜ、フラット35を検討する方が増えたのか
2024年までゼロ金利でした。「金利が高いしフラット35で借りる人はいるのですか?」とよく聞かれました。
金利のある時代になり当店では「変動金利が上がっている、先行き不安なので固定金利にしたい」という方が増えてきました。
そこで、代表的な固定金利の住宅ローン「フラット35」についてポイントを説明いたします。
申し込み窓口は銀行・信金・ノンバンクと多数
フラット35は「住宅金融支援機構(以下機構)」(旧住宅金融公庫)の住宅ローンです。
特徴として
①長期固定金利のローン(フラット20,フラット35,フラット50等)※数字は年数
②国民に住宅を買いやすいローンを提供しています(自営業・派遣社員・契約社員・パート社員)
ローンの受付は機構では行わず、窓口の金融機関に申し込みます。
窓口は銀行、信金、ノンバンクと多数あります。
銀行は「フラット35」の取り扱いをしていますが、やりたがらないです(金利が銀行に入らず、担当行員の成績に反映されない)
銀行の住宅ローン相談で「当行のローンは難しいが、フラットならいけると思う」とフラットを勧められることはあっても自分の銀行でやりたがらない担当者が多いです(全てがそうではないと思いますが)
やりたくないことを頼むのはよくないですね。
大きな銀行の住宅ローン専門部署にいる方でも「フラットの取り扱い経験が少ない(無い)」のでローンが通せないということになります

フラット35の窓口はノンバンクがおすすめ
フラット35は「窓口金融機関」更に「ローンを通すのがうまい担当」によってローンが通るか通らないかが大きいです。(どこの不動産屋さんもそう思っているはず)
その為、窓口金融機関はフラット35に強いノンバンクで、さらに「ローンを通すのがうまい人」を担当者にしてもらいましょう。
「そんなのわからないよ」と思います、不動産屋の担当者は「ローンを通す人」「手数料が安いところ」を知っていますから相談してみましょう。
金利を下げる借り方
フラット35よりフラット20と、借入期間が短い方が金利が低くなります
子育てプラス(子供1人につき0.25%引き)や住宅性能でポイントが加算され金利割引になる制度があります。
自店の扱いでも「フラット35s+子育てプラスで金利が当初5年1%引き」になるケースがありました。
資金を100%借りることができますが、自己資金を入れると優遇が受けられる制度があります。
《この記事を書いた人》
桜コンサルティング代表 菅 弘之
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー(二級FP技能士)
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