マイナス金利と住宅ローン

今日から2月スタート、先週末に日銀がマイナス金利を発表し、今日の日経平均株価は346円93銭プラス、長期金利は過去最低、そして円安で終了しました。今まで日銀は「マイナス金利はやらない」方針でしたが、「景気を良くするためにはやらざるを得ない」ということなのでしょう。

 

住宅ローンへの影響として、1.長期金利が下がるのでローン金利も下がる。2.銀行は貸出先を増やしたいので借入しやすくなる。と考えられます。そこで、本日お会いした金融機関の方に聞いてみました。すると、1.住宅ローン金利は既に収支ギリギリなのでここから大きく下げるのは難しい。2.ローンの貸し出し先を増やしたいが、貸出金利が下がると貸し倒れを避けるために審査が厳しくなる。と考えられる。(参考までに、本日お会いした銀行・信金の担当者4行の意見です、皆さん同じことを言っていました)

 

2月の住宅ローン金利は既に過去最低水準を更新しています。1月先行した三菱東京UFJ銀行に対抗して埼玉りそな銀行も変動0.625%(最大引き下げ)とスゴイ低金利です。金利だけで借入先を選ぶ訳ではありませんが、ここまで下がると嬉しいですね。