
知っておきたい「返済比率」の仕組み
住宅ローンの審査では、あなたの年収に対して「年間どれくらいのローン返済があるか」という返済比率が厳しくチェックされます。
このとき、金融機関は「住宅ローンの返済額」だけでなく、「いま返済しているカーローンの金額」も合算して計算します。 近年のマイカー価格の高騰で、月々の車の返済額が大きくなっている方は、そのぶん住宅ローンとして借りられる金額が減ってしまうケースが増えているのです。
⚠️ 【2026年の注意点】人気の「残クレ(残価設定ローン)」はどうなる? 「残クレだから月々の支払いは少ないし大丈夫」と思っていませんか? 確かに月々の返済額が抑えられている場合は有利に働くこともありますが、金融機関によっては「数年後の最終支払い(残価分)」や「契約内容」を厳しくチェックするケースが増えています。「残クレだから安心」と油断せず、事前にプロに確認するのが確実です。
カーローンがある場合の2つの解決策
もし事前の試算で「返済比率(審査ライン)を超えてしまいそう…」となった場合でも、諦める必要はありません。主に2つの解決ルートがあります。
① 自己資金でカーローンを「一括清算」する
住宅ローンを借りる条件として、現在のカーローンを完済してしまう方法です。 ただし、手元の現金が減ってしまうため、マイホーム購入時の諸費用や新生活の資金とのバランスを考える必要があります。
② 「おまとめ・借り換え」ができる金融機関を選ぶ
「車のローンを一括清算する余裕まではないし、車を手放したくもない!」という方に朗報です。 最近では、カーローンを住宅ローンに組み込んで一本化(おまとめ)できる商品や、低金利な借り換えローンをセットで提案してくれる金融機関も増えています。
これらを上手に活用すれば、月々の総支払額をグッと抑えることも可能です。
これから「家」も「車」も買いたい方へ
もし、これからマイホームとマイカーの両方を検討しているなら、順番は「絶対に家が先」です!
なぜなら、銀行は住宅ローンを利用してくれているお客様向けに、非常に金利の低い「マイカーローンの優遇金利(年1.5%〜2.5%前後)」を用意していることが多いからです。 ディーラーでローンを組むよりも、家を建てた後に銀行でカーローンを組むほうが、トータルの利息を大きく節約できます。

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《この記事を書いた人》
桜コンサルティング 菅 弘之 宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー(二級ファイナンシャル技能士)
埼玉の不動産屋です、実務に基づいた不動産情報をお届けしています。買いたい、売りたい、よく知りたい等お気軽にご相談ください。
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