
ボーナス併用払いとは
住宅ローンのボーナス併用払いとは、毎月の返済に加えて、年2回のボーナス月(一般的に7月・12月など)に返済額を加算して支払う方法です。
《シミュレーション例》
借入額:3,500万円 / 返済期間:35年 / 元利均等払い / 金利1.2%(変動金利)
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① 毎月均等払い(ボーナス併用なし)
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月々の返済額:102,070円
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年間返済額:1,224,840円
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総返済額:42,869,150円(利息合計:約786.9万円)
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② ボーナス併用払い(うち1,000万円をボーナス払いに設定)
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月々の返済額:72,907円
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ボーナス加算額(年2回):174,977円(※ボーナス月のみ月々+加算=247,884円)
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年間返済額:1,224,838円
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総返済額:42,869,139円(利息合計:約786.9万円)
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総返済額や支払利息はほとんど変わりませんが、最大の利点は「月々の固定支出を約3万円抑えられる」点にあります。
ボーナス併用払いのメリット・デメリットとは
【メリット】
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月々の返済負担を軽くできる 生活費や子育て費用、貯蓄などに毎月の予算を回したい場合、月々の手元資金にゆとりを持たせることができます。
【デメリット】
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ボーナスの変動リスクを直接受ける 会社の業績や社会情勢によってボーナスがカット・減額された場合でも、ローンの返済額は変わりません。
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将来の金利上昇時の影響が大きい 変動金利の上昇局面では、毎月返済額だけでなくボーナス払い分の上乗せ額も増加するため、家計への負担感が大きくなりやすい点に注意が必要です。
💡 よくあるお悩みと解決策(こんなときはどうする?)
お客様からよくいただく「ボーナス払い」に関する疑問・お悩みにお答えします。
Q1. 今はボーナスが出るけれど、定年後や退職前はどうなる?
A. 定年後のボーナス払いはリスクが高いため注意が必要です。 住宅ローンは35年と長期間に及びます。「50代後半で役職定年となりボーナスが減った」「定年再雇用後にボーナスが出なくなった」というケースは少なくありません。退職金で一括繰り上げ返済をする確実な予定でない限り、長期的なボーナス依存は避けるのが安全です。
Q2. 途中でボーナス払いをやめる(変更する)ことはできる?
A. 金融機関で条件変更(返済方法の変更手続き)が可能です。 「ボーナス払いをやめて毎月均等払いに変更する」あるいは「加算額を減らす」という手続きは可能です。ただし、変更手数料がかかる場合があるほか、月々の返済額が増えるため金融機関による再審査が必要になることがあります。
Q3. ペアローン・連帯債務の場合、夫婦どちらもボーナス払いにして大丈夫?
A. どちらか一方(または両方なし)にとどめるのが無難です。 夫婦共働きでペアローンを組む際、両方のローンでボーナス払いを設定してしまうと、産休・育休や転職・働き方の変化などでどちらか一方の収入が減った際に家計を圧迫します。リスク分散の観点からも、片方のボーナスだけに頼る計画はおすすめしません。
まとめ:現在の住宅ローンでは「ボーナス払いなし」が主流です
かつては一般的だったボーナス払いですが、現在は支給額の変動リスクや将来の金利上昇リスクを考慮し、「ボーナス払いなし(毎月均等払い)」を選択される方が大半となっています。
どうしても月々の支払いを抑えたい場合は、ボーナス払いに頼るのではなく、「資金計画全体を見直す」「仲介手数料などの初期費用を抑える」といったアプローチが安心です。
当店(桜コンサルティング)でお出しする購入見積もり書は、基本的にボーナス併用払い無しで作成しております。ボーナス払いをご検討の場合や、資金計画のご相談もお気軽にお申し付けください。
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《この記事を書いた人》 桜コンサルティング代表 菅 弘之 宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー(2級ファイナンシャル・プランニング技能士)
