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【建売購入】損する行動5つ

売買契約書にハンコを押す前に知っておくこと

武蔵野銀行住宅ローン審査のポイント
武蔵野銀行住宅ローンの解説

【損する第5位】いきなり現地販売会で買う

【損する人】第5位は

現地販売会を見に行って、いきなり買う人です。

 

新築建売は、現地販売会の「のぼり」を立てている業者からしか買えないと思っている人。

他の業者から買えることを知っていても「どっから買っても同じだろ」と思っている人。

あなたは100万円以上、お得に買えるかもしれません。

 

現地販売業者からしか買えない新築建売はあまりなく、どこの不動産屋からでも買える家が殆どです。

 

買う前に【知っておくこと】をお伝えします。

新築建売の現地販売は2つパターンがあります。

①売主直販(売主に販売部門がある)例:ポラス・ファイブイズホーム、横尾材木店、トヨタホーム等

②売主に販売部門が無く、仲介不動産会社に販売してもらう例:一建設、アーネストワン、アイディーホームなど飯田グループ傘下のビルダー

※埼玉では②の仲介会社が現地販売をしていることが多く、どこの不動産屋からも買えます。

⓵の売主直販は、仲介手数料はかかりません

②の場合は、仲介手数料無料の不動産屋から買えば仲介手数料はかかりません。

いずれにせよ

【新築建売】は仲介手数料無しで買えます。

例外もありますが、気になる物件が有れば問い合わせ下さいお応えします。

 

【どの業界でも料金とサービスは選べます】

例えば、埼玉から札幌に飛行機で行く場合、

羽田からはJAL、ANA、エアドゥ、スカイマークが選べ、成田からはLCCを利用できます。

ご存知の通り今や航空会社で料金、サービス、利便性は違います。

「私はJALのマイル集めてるから」「LCCは揺れるから嫌」「安いからLCCだよ」等、選ぶ基準は人それぞれです「航空会社の料金とサービス」を比較検討して決めると思います。

 

【同じことが不動産屋にも当てはまります】

「不動産会社により料金、サービスは違う」

仲介手数料が安いだけで不動産屋を選ぶと長い目で見て損する場合もあります。

少なくても3社は比較検討するべきです。

現地販売業者は手数料が高いので複数の業者から見積もりをとるようにしましょう。

 

【損する第4位】諸費用見積もりを貰わない

第4位は、諸費用見積もりを貰わないで売買契約をすることです。

 

高額な諸費用の内訳を確認しないことはあり得ないと思います。

これは、不動産屋に問題があります。

「諸費用は順次確定していくので、ざっくり物件価格の10%位です」としか言わず。

契約書にハンコを押すよう、やんわりと迫ってきます。(怖いですね)

確かに住宅ローンの借入額や火災保険料等、不確定な要素が多く申込時点では諸費用は確定しません。

 

但し「諸費用の項目」は決まっていますので「概算の諸費用」は出せます。

2000万円の物件価格の10%は200万円です、200万円の諸費用がどういうものなのかを教えてもらえないなんて

世界中のどこでもありえないことですが、不動産業界では普通だったりします。

【申込前には必ず諸費用見積もりを貰う】ことを徹底しましょう。

 

どんな業界にもグレーな慣習があります。

例えば、スマホを購入するときに「1か月だけオプションを付けてください」と言われたことはありませんか?

今もやっているのか分かりませんが、以前はよくありました。

「一か月無料で試して、不要ならオプションは解約してください」というのは、

オプション解約し忘れて月々何百円かの利用料を払い続けてもらうことを企んでいるのではないかと思うのですが

どこでもやっていました。

 

不動産屋の諸費用には「これは何の手数料?」というものが紛れています。業界の悪しき慣習ですが、どこでもやっています。

 

【諸費用の項目】は必ずチェックしましょう「何のために払う費用なのか?」を知るにはネットが便利です。

契約書にハンコを押してから「この費用は節約できたのに・・・」ということが無いようにしましょう。

例えば、「仲介手数料とは」「ローン代行料とは」「銀行保証料とは」とググってみると良いです。

どういう費用なのかわかるし、割引してくれる業者が見つかると思います。

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新築建売購入で損する人5つ

【損する第3位】住宅ローンを金利だけで決める

損する第3位は金利だけで住宅ローンを決めることです。

 

【ローン選びの6項目】

・金利~優遇金利があるか

・手数料~借り入れ時の手数料と今後の手数料(ATM利用料や繰り上げ手数料)

・ローンの種類~変動、固定、期間、ペアローン等

・銀行の使いやすさ~日々の使いやすさ

・団体信用保険~団体信用保険の内容

・保証料~保証料額と外枠、内枠方式が選べるか

 

特に団体信用保険の内容は比較検討しましょう、どんな保障がどの位の負担でつけられるかを確認しましょう。

 

ローンは不動産屋に紹介してもらうことが多いと思います。

なぜ、このローンを提案したのか?上記6項目で確認して下さい。

 

不動産屋は「通りやすいローン」を勧めます、ローンが通らないと仕事にならないのでそうなります。

 

そのローンは、あなたに最適ではないかもしれません。

 

住宅ローンは長期に渡り、額が大きいもの。

最適なローンなのかわからないときは

信頼できる知人や友人にローンを選んだ理由を6項目で説明してみましょう。きちんと説明できるならそのローンで大丈夫と思います。

 

「購入者に最適か」という視点で相談と提案ができる業者は必ずいます。

【損する第2位】安いだけの火災保険に加入する

損する第2位は安いだけの火災保険です。

 

不動産屋に勧められるまま火災保険に加入してはいけません。

理由は二つあります。

一つ目は、安いだけの保険を勧められること。

火災保険は、内容と期間で価格が調節できますから「保障が薄い又は、期間が短い保険に加入させる」ことで資金計画を調整することがあります。

 

二つ目は、保険の仕組みを知り、実務をこなしている営業マンはあまりいないからです。

会社の方針通りに保険を勧めているので、自分が何をしているのかも分からない営業マンが多いのです。

 

近年、かつてない災害が増えています。リスクに備える為に保険は大切なものです。

 保険は形の無いものを買うこと、そしてお金を失いやすいものです。

 しっかりと確認しましょう。

火災保険については「新築一戸建てを購入する際に知っておきたい火災保険の話」を参照してください。

【損する第1位は】不動産屋まかせにする

損する1位は、不動産屋任せにすることです。

 

自宅購入は初めての方という方が多く、わからないことばかりです。

友人・知人に相談しようにも、何度も住宅を購入した方は少なく

「私が家買ったときはこうだったよ」という話は参考程度にしかなりません。

 

 一方、不動産屋の営業マンは家を売ることには慣れていても、ファイナンシャルプランナーのような一定レベルのアドバイスは期待出来ません。

 

iPhoneが日本で発売されたのは、2008年7月。あれから12年、今ではスマホで何でも調べられます。

物件情報はネットで全部わかります。不動産会社もネットで選ぶ時代です。

 

いきなり現地販売に行って、気持ちが高揚し「早くしないと売れちゃいますよ」と言われて

そのまま契約するのだけは、やめましょう。

 

実は【建売購入】損するパターンの第5位から第1位までは全部同じことで

「なぜ?」と思ったことを自分で調べたりせずに

わからないままハンコを押してしまうことです。

「この手数料は何だろう?」

「こういうサービスは無いかな?」

と、購入前に自分で調べたり、分からないことは不動産屋に納得いくまで質問しましょう。

 

ここまでお読みいただいた方は、きっと「お得に購入できる人」と思います。

 

住宅購入は「購入時に安く買える」ことも大切ですが、「これから住んでいく家」を維持管理していくことが一番大切なことです。ほとんどの方が長期のローンを組んで購入します。慌てずゆっくり考えて購入しましょう。

まとめ

売買契約書にハンコを押す前に、必ず確認してほしいことを5つあげました。

 

不動産屋の営業マンは家を売るのが仕事で、お得なローンや火災保険を紹介することでは無いです。

勧められるままに手続きをすることは避けましょう。

新築建売は仲介手数料無料でOK。気になる物件はLINE・メールでお問合せ下さい。

〈この記事を書いた人〉

桜コンサルティング 代表 菅 弘之

宅地建物士、ファイナンシャルプランナー(2級ファイナンシャル・プランニング技能士)

 

埼玉で、個人向けに住宅購入・売却のコンサルティング・仲介をしています。

新築一戸建ては仲介手数料無料で仲介いたします。アットホーム・SUUMO・ホームズ等の掲載物件(他社掲載物件でOK)や他業者様の現地販売物件で気になるものがありましたらご連絡下さい。購入費用の見積もり返信いたします。

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