
10年前は9割の方が新築一戸建てを購入
今から10年前、2016年はアベノミクスの最中で、私の店がある埼玉北東部では自宅を買う方の90%は新築一戸建てを購入されていました。
春日部駅徒歩10分で新築の4LDKが3000万円程度、久喜駅徒歩10分の新築は2500万円位で買えました。
住宅ローン金利は変動で0.5%位、フラット35は0.90%(8月)と低金利で、消費税は8%でした。
新築一戸建ては今後も高くなる見込み
コロナ以降は、ロシア・ウクライナ戦争によるウッドショック、住宅性能評価適合や建築基準法の改正など行政からの指導はもとより、インフレの影響が大きく、新築戸建ての価格が高騰してきました。
ビルダーさんは価格を抑えるために、敷地を小さく、建物は4LDKから3LDKへ、設備を簡素にする等の対策をしていますが、建材最大手のリクシルさんは8月、10月から8%~15%の値上げを発表していますので今後も新築一戸建ての値上げは続くようです。
築浅の中古住宅が人気
こうした「新築高騰・スペックダウン」の波の中で、今まさに注目を集めているのが「築浅(ちくあさ)の中古住宅」です。
一昔前であれば「中古」というと、どこか古めかしいイメージを持つ方も少なくありませんでした。しかし、現在の築浅中古物件には、新築に負けない(あるいはそれ以上の)大きなメリットが揃っています。
1. 10年前の「ゆとりある仕様」が手に入る
先ほどお伝えした通り、現在の新築は価格を抑えるために部屋数や敷地を削る傾向にあります。 一方で、築5年〜10年前後の物件は、土地にも建物にもゆとりがあった時代の設計(4LDKや広いお庭など)で作られています。さらに、当時の最新設備がそのまま残っていることも多く、現在のコストカットされた新築よりも「かえって仕様が良い」という逆転現象が起きているのです。
2. 「立地の良さ」は圧倒的に中古が有利
不動産は早いもの勝ちです。駅の近くや利便性の高い人気のエリアなど、条件の良い土地にはすでに家が建っています。 「どうしてもこのエリアに住みたい」と考えたとき、新築だけに絞ってしまうと物件が見つからないか、予算を大幅にオーバーしてしまいます。中古住宅まで視野を広げることで、希望のエリアで理想の暮らしを叶えられる確率がグッと上がります。
3. リフォーム・リノベーションで「自分好み」に
「中古は内装の汚れが気になる」という方もご安心ください。最近では、主要なクロス(壁紙)や水回りをリフォーム・クリーニングしてから売り出される物件も増えています。 また、あえて未リフォームの物件を安く購入し、浮いた予算で自分好みのキッチンや間取りにカスタマイズ(リノベーション)する買い方も、賢い選択肢として定着してきました。
まとめ
「マイホーム=新築一戸建て」という時代は変わり、2026年現在は「質の良い中古住宅を選び、賢く豊かに暮らす」時代へとシフトしています。
新築一戸建ての高騰はまだしばらく続く見込みです。だからこそ、「新築」という条件だけに縛られず、視野を少し広げて中古住宅も選択肢に入れてみてください。きっと、価格以上の満足度を得られる住まいに出会えるはずです。
「そうは言っても、中古は建物の状態が心配……」 「住宅ローンはどう組めばいいの?」
そんな不安や疑問をお持ちの方は、ぜひ一度当店へお気軽にご相談ください。宅地建物取引士でありファイナンシャルプランナーでもある私が、資金計画から物件選びまで、安心・安全なマイホーム探しを全力でサポートいたします!
《この記事を書いた人》
桜コンサルティング代表 菅 弘之
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー(二級FP技能士)
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埼玉県の不動産屋です。わかりにくいことをわかりやすく、安心安全な不動産取引を実現します。「買いたい」「売りたい」いずれもご相談ください。
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