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住宅ローン保証料とは

住宅ローンの保証料とは
住宅ローンの保証料とは

住宅ローンの保証料とは、保証会社に金銭を支払い、ローンの保証をしてもらう料金のことです。

もしもローンの返済が出来なくなったときには、本人に代わって保証会社が銀行に残債を払います。

※この場合、ローン残債は銀行から回収業者に変わります、借入人は回収業者へ残債を返済しなければなりません。

保証料は銀行が貸し倒れを防ぐためのもので、銀行提携の保証会社を利用します。

 

保証料は、審査で決まります。借り入れ金額の2%~と幅があります。

住宅ローンは、保証会社の審査が通らないと借りられない。

審査は銀行と保証会社がします。

保証会社が保証を引き受けることで、ローンの借入が可能になります。

 

銀行は2~3社の保証会社と契約しており「●●保証会社は難しいが、△△保証会社で良い条件が出ると思う」など、同じ銀行ローンでも、保証会社で条件が変わります。

ローン審査を出す前に自分に最適な金融機関(保証会社)がどこなのか、よく打ち合わせをしましょう。

保証料の払い方は2種類、外枠方式と内枠方式とは

①外枠方式:ローン借り入れ時に現金一括で支払う(保証料は住宅ローンの諸費用として借入できます)

②内枠方式:住宅ローン金利に乗せて分割で払う。金利に0.2%〜0.4%程度上乗せになります

 

どちらにするかは、初期費用や借入期間によって決めると良いでしょう。

 

ただし、外枠方式の方が総支払額は少なくなります。 

金融機関(保証会社)によって、支払い方式を選べない場合があります。事前に確認しておきましょう。

保証料0円とは

事務手数料型:保証料が0円の代わりに「借り入れ金額の2.2%を事務手数料として支払う」住宅ローン。特徴は保証料型より低金利なことです。ネット銀行は事務手数料型で低金利を提供しています。

※ネット銀行以外では、埼玉りそな銀行、イオン銀行、三井住友信託銀行等で取り扱っています。

保証料型と事務手数料型どちらにするか

【ポイント】

保証料型は、繰り上げ返済やローンの借り換えをすると、保証料の戻り金があります。

一方、事務手数料型は、繰り上げ返済やローンの借り換えをした際の、戻り金がありません。

 

保証料型と事務手数料型を選べる、埼玉りそな銀行の変動金利を例にみると、保証料型0.525%・事務手数料型0.47%と事務手数料型の金利が低く設定されています(令和3年10月金利)

ローン借り入れ額によりますが、おおよそ15年以内に繰り上げ返済をすると保証料の戻りがある分、保証料型の方が支払い総額は少なくなります。繰上げ返済を考えている方は借入前にシュミュレーションをしてから決めましょう。

保証人ではダメなのか?

「保証人を立てるので、保証料を払わないことはできるか?」と良く聞かれます。銀行が契約している保証会社の審査が通り、保証を引き受けてもらう。又は、保証料相当の事務手数料を支払うことが住宅ローンの条件になります。

何事も例外はありますが、保証人で住宅ローンを貸してくれる銀行は無いと思ってください。

フラット35は保証料不要

フラット35は保証料が不要です、保証人も原則要りません。

この記事を書いた人:桜コンサルティング 菅弘之(宅地建物取引士・2級ファイナンシャルプランニング技能士)

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