
フラット35の事前留保とは
フラット35の事前審査は「承認〇」「否決×」と「留保△」の3種類の回答があります。
フラットの審査は、事前審査は①受付金融機関、本審査は②住宅金融支援機構が行います。
留保とは、事前審査でローン承認が判断できず、機構が本審査で判断することです。
留保はわりとよくあります、本審査で通ることが多いので諦めずに審査結果を待ちましょう。
新築建売の「留保」は売買契約が出来ず、まず買えない
住宅購入の流れは①事前審査の承認②不動産売買契約③住宅ローン本審査という流れになります。
売主は「留保」の方と売買契約をしません。
事前審査で留保になると、①ローン本審査の承認②不動産売買契約という流れになります。
フラットの本審査は結果が出るまで、早くても2週間はかかります。そのため本審査中に他の買主に先を越されることがあります。
新築建売購入の「事前留保」は、本審査で承認が出ても、希望物件は買えないことが多いです。
※希望の物件が売れてしまっても本審査の承認が出たならば、同様の物件を購入することができます、次を探しましょう。
留保にならないよう事前に対策を立てましょう

現在借り入れがある方は、返済比率内に収めて「条件付き承認」が出るようにしましょう。
ローンの事前審査を申し込む前に、CIC・JICC・KSCで自分のクレジット状況を確認しましょう。借入があれば、状況を申告して「条件付き承認」が出るようにしましょう。
※条件付き承認とは、「現在の借り入れを返済すること」を条件に承認するというものです。事前審査で承認が出れば売買契約ができますので希望物件購入に近づきます。
また、税金の滞納はありませんか?、自営業の方は確定申告と納税証明を確認しましょう。
近頃は「リボ払い」で留保になる方が多いです。クレジット会社は手数料がたくさん入るリボ払いを勧めます、月々定額払いで使えるので出費が多い月にリボ払いは便利という方も多いでしょう。
手数料が15%も掛かるリボ払いは、蟻地獄のようなものです、一度ハマると抜け出すことができず、手数料を払い続けることになります。
リボ払いの残債は住宅ローン借り入れの「返済条件」となります。クレジットの1回払い・2回払い・ボーナス1回払いは手数料無料の上、ローン審査に影響がありません。ところが複数のカードでリボ払いをしていると「破綻してローンの回収ができないだろう」と判断されてしまいます。
《この記事を書いた人》
桜コンサルティング 菅弘之 宅地建物取引士 2級ファイナンシャルプランニング技能士
埼玉で不動産屋を経営しています、実務に基づいてブログを書いています。お気軽にご相談ください。
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